日本の馬

気高いタイプのポニープレイについて考えていた。

ヨーロッパ人にとって、馬というのは乗り物として、パワーとしてかなり欠かせない物だ。

戦車でもある。

モンゴル人にとってもそうだ。

超古代中国人にとっては、馬に乗った遊牧民はそれはそれは恐ろしかった事だろう……

大陸の歴史というのは馬によって形作られた所があるよね。

馬の事を尊敬しているし、フェチズムを感じてもおかしくない。

一方で、日本には古墳時代に入ってきてるんだけども、中世の平安時代の盗賊や検非違使とか……馬に乗った人が攻め込んでくる恐怖は、武士の出現と同時に増えていって、重宝され始めたろうか……

馬車じゃなくて牛車だし、そんなに数も多くなかったんじゃないかと想像しているのです。

それは、今の日本人の馬に対するロマンの希薄さからなんとなーく感じるのです。

日本に乗り物革命が起こり、乗り物により社会や経済が変容したとなると、日本人にとって印象深いのは間違いなく、馬より、TOYOTAだろうね……笑

では、では、その内に自動車プレイヤーというのは現れるのだろうか?

こうして、ガソリン車が淘汰されつつある世の中で、しかも擬人化好きの日本人というのは、性癖としてのTOYOTAみたいな事になったりするのか?

私はね、間違いなく性癖としてのジムニーを持っているんだけどね。

鞭で叩く訳じゃないけどさ……

ガブガブ聖水飲まされて、走らされるわけよ。

馬の思考というのは、反射と反応が優位に出来ていて、コマンドパターンの記憶に優れている、と、言われている。

調教が難しいのは、コマンドパターンを間違えて覚えさせると人間を圧倒するパワーを持った生物になるからだ。

車というのは、そういうミスをしない、記憶力というのは存在しないしね、部品の癖のようなものはあるけど。

うーん。

ごっこ遊びやなりきりとしての楽しみを、無機物に見出すのは非常に難しい。

アニミズムとかの話になってきてしまう……

八百万みたいな所があって、女王様の車になりたい……という発想。

でも、アムロになりたい!と同じ位ガンダムになりたい!!と思ってる人いるよね???

ガンダムになりたいというロマンよ。

で、その八百万とか、付喪神みたいな、ロボに感情をもたせる流れ、

主人公が心を傾げると動かなくなるもの……

モーターヘッドとか、エヴァンゲリオンとか、ニルヴァーシュとか……

人類は何に歓び、何に興奮し、何に射精するんだろう。

気になるね。

未来が知りたい。

女王様という存在が、いつまでも「!?!!???!」っていう性癖を受け入れる存在であって欲しいものだ。

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