SMが好きだなあ。

私は長年にわたりパープルムーンを選んでいるM男性が好きだなあ。と、なんだか無性に思う秋。

秋っぽく、エモーショナルな気分なのです。

拘束されることがエロティックな経験であって、拘束された事の外側にエロスがあるわけではない。

そんな気がしている。

要するに、己の心にマゾがいるのか、いないのかであって、

私という人間がミストレスだとかなんだとか、男か女か、そんな事はどうでもいいんだ!SMがしたいんだ!という、事を久しぶりに思いましたね笑

いや、マジで、私もそう思うんだよね。

SMクラブが何なのか、改めてじっくりと考えてみるとね。

本来だったら全力を出せば逃げられる様な軟弱な人を相手に、目を見つめられたら動けなくなる様な意志の力で萎縮してしどろもどになっている内に、縛られて、本当に逃げられなくされてしまう。

本来なら、お互いに優しくしあったりするだろうし、男性が攻め役をして「快楽」を追求するのだろうけど、ミストレスと遊ぶ時は違う。

痛みや苦痛に、興奮させられてしまうのであって、けっして目的は快楽じゃない。マトモな事なんて誰も求めていないのである。

パープルムーンに遊びにくるM男さんはマトモさなんて求めてないだろう。

縛られて、鞭打たれて、蝋燭垂らされて、そこに快楽がある。

勿論快楽責めも存在するが、SMクラブの快楽責めはれっきとした「責め」である事を忘れちゃいけないと思う。

ただエッチで気持ちいいと思った????

と、言われて、涙ながらに一番興奮してるM男さんが、私は大好きだ。

パープルムーン的な変態が収まる場所で在りたいと常日頃思う。

(先日、あかねさんとおしゃべり中に、パープルムーンって元々可愛い系ミストレス多くないですか?卒業した大先輩方も単純明快に美人の中でも可愛い系っすよね?めちゃくちゃ今更だけど、私大丈夫なの???という話をしたのであった笑)

(形骸よりも真正度を尊重させていただきます!!)

エゴイズムの爆発

エゴマゾって凄い言葉だよな。

自分の快楽を最優先にするマゾヒスト

逆に、快楽を最優先にしてないマゾヒストは存在するのだろうか?

真に利他的マゾヒスト。

あまり見たことがないし、欲望の遊びだと思うので、利他的過ぎても意味がない。

利他的でありたいと思ってるのに、全然出来てなくて勃起させてるどうしようもない男が、M男性なのだろうと思うわけよ。

エゴイストであって良いんだけど、そのエゴイズムを叶えてもらえない事を楽しんで欲しいとは思う。

それはおそらく「エゴマゾ」が内包する意味とはズレた、別物の「エゴイズムを持ったマゾ」なんだろうな。

主体性と自主性と自立心のあるマゾと激闘を繰り広げる、みたいなのが同世代のSMの様な気がします。

少し上だと、男女逆転とか下剋上がSMで、それはそれで、古くさい、寺みたいな家に生まれた人間には理解しやすい。

その上になると当たり前に女の方が強い上に守られていたそうで、それはそれでなかなか面白い。

たった四十年やそこらの世代間で相当違う。

そして歳下のSMもまた違うのでしょうね。