人の興味の持ち方って凄く様々だなと思うのです。
私は女王様になるまで化粧に興味がほぼ無かった。
なってからもあまり無かったけど笑
最近、レオナルド・ダ・ヴィンチの思考を辿るドキュメンタリーを見ていた。
肌を塗るのに、緑や赤や青や黄色、様々な色を薄く重ね塗りして、透明感のある肌を作っていたと言っていた。
フィギュアの塗装も、肌の下地に想像しがたい色を塗っていたりする。
女装子さんのヒゲに赤いチークを塗ってからファンデーションを重ねるのも同じ理由なんですけどね。
完全に隠すならもっとしっかり塗るけど、割と大違いなのです。
そして、お化粧について考えていると、マルチカラーのフェイスパウダーがあれば、私はダ・ヴィンチになりきって楽しめるのに……と思った。
そして探した探した。遊びだからね、お手頃価格の物を。結構高級なプロ用のお化粧品だとあったりする。
当たり前だ、プロは微妙な色を調整するのだから。
これよこれ!!ちょっと小さいけど……
想像しがたいだろう。
私のスマホはフラッシュをたかないと黄色がかかるので上の写真のようにビビッドなんだけどね。
下の写真の黄色が激しい色をしているのは、そういう理由です。白も少し黄ばんで見えるね。
これ、全部混ぜると肌色になる色です。
肌色の上に重ねた時にどう見えるかも、少し黄ばむカメラではわかりやすい。
紫を重ねると、白く見えるだろうなぁとか。
興奮。
楽しい笑
絶対なんだけど、コンシーラー効果としては大した事は無いと思うんだけども、このマルチカラーを混ぜると肌色になる、という面白さを中高生が買える価格で提供しているCANMAKEは凄い……
褒めどころが変な自覚はあるが、凄い。
そして、お年頃の私から見たら美しいお肌をしている中高生のコンシーラーとしては、絶妙だろう。
透明感を保ちながら顔の斑を飛ばせる。
輝く雲母と、様子を見て色味を足せる事、そんな絶妙な事をやる中高生が居るとは思えない!!意味がわからない!!
美術系の中高生には笑えるかもしれないけど……
何にせよ、レオナルド・ダ・ヴィンチの頃の西洋の芸術という学問は、神の造形物を理解するための学問だ。
神はどの様に人間の肌を作ったのか、そういう事の追求なんだと思う。
キリスト教的にはね。
私はキリスト教徒ではないけど。
化粧という部分から出会う芸術です。
そして、光の反射という物理学です。
私、このブログを完全に私物だと思っています。
こうやってM男さんが死ぬ程「今その話聴いてないよ!!」って思う事を常々ぶっこんで行きたい所存です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描く女性の肌、世の女王様達を輝かせる化粧の化学。
何だって繋がっていると思うんですよ。
油絵を描く趣味のあるM男さんは常々お待ちしております。
でも、芸術家ってそれだけで満たされちゃうから、SMという行為をしなくても良さそう。
人間は疑似体験をリアルに感じる性質があるからね。
実際に体験しなくても、体験したように感じられる生き物なのです。
それは事実なんだけど、それでも体験する事はとてつもない衝撃があるのだ。
そう思うから、私は体験や体感を提供し続けるのかもしれない。
カラーパウダーを顔に塗るのが楽しみだな〜
やってみて、世界の理を知るのだ。
どうして、フェイスパウダーでこんなに語れるのか……
楽しいな。生きるのって。