脚下照顧

プレイに来る時に外でもハイヒールを履いたらどうですか?と言われたので、履かない理由を纏めて書いてみようと思いました。

SMクラブのミストレスは接客業でサービス業……と、言ってしまうと確かにそうだけど、必ずしもそういうわけではない、と、私は思うのです。

以前、ノーマル風俗出身ですぐに辞めてしまった子の研修を担当した時、M男さんに対してとんでもないおべんちゃらが飛び出してきて、度肝を抜かれた事があるのだ。

他にも、プレイに無関係に相手を褒める(根拠無く)、優しくする(目的無く)、言われたことだけをやる……等々で上手くいかなかった子達も見てきている。

私個人的にはSMはそういう接客業ではないと思うのですよ。

彼女等なりに、相手を気分良くさせる為のセリフだったのだろうと思うが。

私の場合はですが、SMを仕事にしよう!と思ったのは、個人でやり取りしてスケジュールを組むのが嫌になってしまい、人数比的に沢山遊んでくれそうなM男さんが居るのだからその時間を空ける為に仕事をSMにしてしまえば一石二鳥だ!と思ったからなので、ただのSM好きがSMにどっぷり浸かる為に「私と遊びたいと思ってくれるM男さん達に共同で私の生活を何とかしてもらってる」だけの、生活協同組合(?)みたいなもんなのである。

だからこそ、私自身が持っているSMロマンを、M男さん達に共感して大切にしてもらうという事が、私にとってのサービスの本質だと思う。

(こういう、矜持みたいなのは度々変わるので、現状は、というお話ね)

その中に、勿論ピンヒールパンプスがある。

私は絶対ピンヒールのポインテッドトゥです。

絶対譲らないロマンですね。

で、プレイ外でハイヒールを履かない理由ってのは、両脚共に既に変形性膝関節症だからです。

実は通勤中はサポーターをつけていますし、ひどく腫れた時は何度か溜まった水を注射で抜いてもらっています。

ハイアーチの足も、たわんで甲骨が削れております。

また、足が薄細いので日本の靴は基本的に全て合わず、子供の頃から前に滑っていたか、小さめの靴を履いていたようで、何年か前まで指は踏ん張る形で曲がっていたし、実は隠れ外反母趾で、親指の付け根は突出していないけど、親指が変形してて、疲れると足の内側が引っ張られてつります。

因みになんですが、ハイヒールの中に居た、このタコや魚の目の一切無い、実は外反母趾だけど関節は突出していないこの足を、舐めさせられ、口に押し込まれ、その足でペニスを踏み潰される……

という、ロマンも私は持っているので、現状かなり足にはクリームをぬりたくり、木綿の靴下を愛用し、外反母趾の悪化防止を最優先した靴を日常では愛用しているし、膝関節に負担がいかない様に歩き方も矯正しているのです。

私にとって女王様の足というのは「歩いた事無さそうな貴族の足」なんですよね……

実際、私のプレイ用ハイヒールを作ってくださった靴職人さんには「運動したことない足」と言われたことがある笑

閑話休題

つまりハイヒールという物を長年、日常で履ける人というのは、選ばれし日本人の平均的な足の形と、強靭な関節を持つ人間です。

そうでなければ、多少足元に難か爆弾を抱える事になる。

そして、私のピンヒールパンプスは一番足に合うイギリスの物かオーダーメイドです。

靴職人さん曰く、ヨーロッパ人女性は日常生活ではハイヒールをあまり履かないそうです。(職人さんが修行していたのは、イタリアとイギリス)

身体に悪いから。

歩いて友達と遊びに行く時にまで履くのは日本人の独特な文化みたいですね。

私が履いていたイギリスのピンヒールパンプスは、やはり日常用の作りはしておらず、室内履き。

付属品として袋が付いてきました。

靴職人さん曰く、パーティー会場に着いたら履き替える為の運搬用袋だそうです。

つまりパーティーシューズなんですね。

決してアスファルトを歩くものではないのです。

オーダーメイドした方は、プレイ用という前提でガッツリとヒールを固定していただいてるし、私の足が爆弾なので履き口はセクシーと安全のギリギリを攻めていただいております。

そうやって、私のロマンの為にピンヒールパンプスを履き続けている今日この頃なわけです。

これが、私にとってのサービス業の在り方です。

因みに、エナメルボンテージにも私なりのロマンはあるんだけど、それも今は身体の事情で着れてないので、そのへんはまた追々と説明させて頂くとしよう。

コメントを残すにはログインしてください。