中学生の頃に、田口ランディのアンテナを読んだんだ。
当時は狂ったように字を読みまくっていたので、あまり内容は覚えてないけど、主人公に向かって君は亀だ!!的な事を女王様が言うのをなんとな~く覚えている。
亀じゃなかったかもしれないけど(だとしたら何の意味もない笑)
そんな事を思い出した。
子供の頃は小説の読み方が汚かったなと思います。
多読するけど、噛み締めていない、ただ没頭して現実逃避したいだけの読み方。
それはそれで為になった面はあるけどね。
今は小説読むのに時間がかかる……
アンテナの女王様は少しスピリチュアルに感じた記憶があります。
しかしながら、今実際にやっていて思うのは、M男さんを真剣に観察していると、説明出来ないけど何かを当ててしまう瞬間というのもあるのですよね。
それは心身に限らない性感帯かもしれない。
結局の所、スピリチュアルというのは人間が好きで、よくよく見ている人なのだろうと思う。
まあ、知人のワークショップに参加してスピリチュアルリーディングのセミナーに通っているという人に勝手にリーディングされた事がありますが、自分に酔っている人は幾らリーディングを勉強しても定型でしか相手を見れないのではないかなと思います。
ただ、相互催眠みたいなものもあって、定形を使えば多くの人にかするので、空気を読むことが身についている相手にはリーディングが成り立つのではないか……と、血液型説明書を思い起こして当時熟と思ったのでした。
スピリチュアルや心理学的なテクニックは人を傷付ける事が出来るし、人を救う事も出来ると思うのです。
そして何をもってして救われたかという要素については、好みがあるのではないかと思います。
相手の理想が和む事だったり、同意される事だったり、可愛がられる事だったり、叱咤される事だったり、コントロールされる事だったり、ただ聴いてもらうことだったり。
SMもそうでは無いですか?
M男さんが、どうやってM性を感じるのかは極めて多様だと思います。
そして、女王様として自分の理想ではなくて、M男さんの理想の救いの様なものを感じたい。
好きな女王様の理想のM男になりたいですよね?
私は多様なM男さんが好きな質なので、本来既に持っているM性を更に磨いて欲しいんだよねと、思います。
それが、私の女王様としての理想のM男なんですよね。
お互いの理想をマッチさせた所に愛情があると思うのですよ。
これは、ゆとり教育世代で、昭和と令和の間に子供時代を過ごした人らしい思想なのかもしれない。
スーパーフラット世代なのですよ。
こう書くと一見SMにそぐわないようにも見えるけどね。
あるがままに、そして、相手の才能とも呼べる変質性を引き出したい……
これは理想です、ただの理想。
私の目指す所というお話。
そして、その私の理想に合わない女王様だって居るし、M男さんも居る。
それはそれで良いのですよ。
それも個性なのだから。
さあ、これを読んでしまった冷静な人は思うでしょう、結局最終的に何も言ってなくね……?
そうです、私は何も言いません笑
何の実の無い話をしたんです笑
それがわかっちゃった人は、世の中を軽やかに過ごす才能がある笑