まだ付き合いのある学生時代の友人は面白い。
まちあわせ場所に来ないから通話しながら探しに行くと、右往左往している様な雰囲気を出しながら何故か一点別の方向を見つめて「ドコドコ!?」と言ってる黄緑色の髪の毛の人がいた。
正面に居なければ左右か後ろから来ると思うんだよな、なんで横向いたままなんだろうな。
そして、自分の事をナチュラルメイクだと言い張るのだが、目尻が二股に分かれていて、それをナチュラルメイクと言い張る姿はとても怖かった。
二人でもう一人の好きな同級生の作陶展を見に行った。
ウキウキワクワクである。
作品は大変かわいい。
毎度毎度、そのパステルかわいいメインコンテンツの片隅にある、どうした……?みたいな渋い?暗い?ドロドロした作品を買ってしまう。そういう作品混ぜてくる所が怖い。好き。
そんな空間での我々のガラの悪さは営業妨害なのでは無いかと心配になる。
そのあと飲みに行こうかと、歩いていたら「ぢ」と書かれたネオン広告を見つけると、一緒に撮ってくれ!!と言われる。
まどかさまも撮ってあげる!!と言われたけど、スッと避けた。
私は別に痔では無い。
友人は大痔主である。
そして、お酒も程々?過度?に、当然のように猥褻な話をする。
友人の恋人は、なんだかとってもマゾっぽい……
いや、実際性格と性癖は一致しないというのが原則だと思っているので、詳しく聴いてみる。
マゾかどうかはともかくとして、受け身なタイプであることは間違いない。
しかしながら、友人は髪が黄緑色で目尻が二股であっても、性格は割と良妻賢母っぽさがあるので、女性は受け身という思想がある。
そんな思い込みは捨てろ、攻めとけよ!!
と、大雑把に煽った。
私の友人はノーマルが多いのに、その配偶者は少々性癖が面白い人が多いです。
何も不思議ではない、
結局の所、私の性癖を話していても平気で聴いてくれて、本当にその道に進んでも付き合い続けてくれる人達なので、彼女達を変態が好きになるのは当然かもしれない。
変態は、例え変態に迎合はせずとも、受け入れてくれる人に懐くのですね。
私は彼女達にどれだけ救われたか、今でも救われている。
なので、私も世の中のM男さんを全力で肯定して受け入れていこうと思う!!
あと、芸術をやるって金は無くても無駄を楽しめるセレブだから私はセレブだという友人の言葉を聴いて、芸術家と変態を愛してるのは貴族だなと思います。
私は貴族だと思います。