欲望について考えていた。
私は欲望は我慢してはいけないと決めている。
その為に、常に欲望を満たすなら最大限まで満たしたいと思うのです。
何か食べたい!と思ったときは食べなければいけない、絶対に、では、私は今何を食べればこの欲求が最大限満たされるのだろうか……と、真剣に考える。
そして、最後に食事をしたのが3時間前だからあと2時間悩んだら、ちょうど米一粒一粒が身に染み入る様な皆楽を味わえるに違いない……その米を引き立たせるおかずは何がいいだろう……朝食がウィンナーだったから、素材の味のシンプルなおかずが好ましいな。
そして、調理するという行為は欲求にないので、調理してるとは思えない様な簡単さで、買い物に行くのも好ましくない……
などと、真剣に本気で快楽を味わおうという心意気で生きています。
そんな事をしているとですね、人間は貪ってる暇など無い。
欲望は満たさねばなりません、ただ、満たすなら本気で満たさねばならないと思っている。
足に合うハイヒールが欲しいという欲求から、靴を作り始めるのも同じです。
数や回数の増減が関わる欲求というのもございますわね。
その場合、バカみたいに飽きるまでやれ、という気持ちです。
うんざりして辞めたくなるまでやればいい。
と、いう気持ちでSMをやっているんですよね。
たまにね、仕事にするともうSMしたくないと思う時があるよ、と、言われるのですが、無いんですよ……
これは何だろうな……
いつまで飽きない気だろうな……
最後にここまで喋った事を大どんでん返しするのであった。
もはや欲望ですら無くなっているのかもしれない。
心持ちはね、やるなら本気で飽きるまで、です。