今日も今日とてジャン・ジャック・ルソー

横柄な恋人の膝下にひざまずいて、その命令に従い、赦しをこう、そういうことがわたしにはたいへん楽しいことだった。

ルソーはマゾですねぇ………

ルソーに敬意を込めて語ろう。

ルソーは幼少期に純潔な教育を受けた事により、抱いた性欲を現実にぶつける事なく思春期を過ごしたらしいのだが。

わからなくも無い。

私はルソーみたく潔癖なまでに純潔とは言い難い育ち方ではあったけど、仮面ライダーの改造シーンで男性が拘束され容赦なく「中」を弄られ呻く有様を見たおかげで、ルソーと同じ様に急激な情熱を抱いて、その事を胸に抱いていたんだけど。

実際、母の方針として、エロティックな物事に戸惑うのは、良からぬ男から漬け込まれる要因になる、そういう物は文学的に文化的に受け止めよ、という方向性だったので、もしかしたら現代で言えばかなり純潔的だったのかもしれない。

ルソー同様、逸楽に走る事なく………笑

頭の中だけがえらいことになってる虚しい思春期を過ごしたわけですが………笑

男女交際の低年齢化が騒がれ始めた世代だというのに………笑

なんだか、他人とは思えないよ。

しかし、感動的なのは内容というよりも、自分の事をあそこまで分析的に語れる事だと思う。

本人も言っているが、本当に虚栄心を無くせなければ、語れない事というのがある。

確かに恥であるが、罪より辛いのは恥という表現もとても良い。

純粋な言葉だと思う。

だが、しかし、そうやって詳らかに語る自分に酔っていた、というか、世に己の恥を晒して………ああ……ヤバいヤバすぎる…………興奮する…………!!!等と思っていたのでは無いかと思うほど、熱の籠もった小説的な書き方をされている。

読めば読むほど、一種のプレイをさせられてる気分になります。

恥ずかしい姿見てください!!!的な事を長々とやっている様な。

こいつ………知ってるぞ…………!?と、思わずには居られない。

S女という性癖をグサグサ刺しにくる。

素晴らしい………

時代を超えて、死してなおマゾ。

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