美術館を愉しみ自撮りと化粧に思いを馳せる

三菱一号館美術館の芳幾と芳年を見てきた。

撮影可能エリアより。

歌舞伎役者の猫絵。

人間って、明治の世(この題材は江戸時代にはすでにあったみたいだけど)から同じ事をやっているんですよ。

要するに、こういう事ですよね。

私はこの機能は数年に一度使えば洒落てる位の人間ですが、どうしてもやらねばと思いました。(もう10年近くある機能だと思われるし、プリクラにもあったので、かれこれ何年……?私が小学生の頃にはありましたね……なんなら、写真にポスカで落書き時代を入れると……要するに、戦時中〜戦後以外の平和な時にはなんやかやずっとあるんですよね)

その時々の流行りの顔貌に調整して、尚且つ猫化。

まるで同じ事をしているんですよ……

因みに、歌舞伎役者は男性でありますので、女形は、女装して美化して猫化しているということになる。男の娘文化そのもの!!!

芸能人のブロマイドでもありますしね。

他にも、近代の自撮りに通ずる絵画というのは日本だけでは無くてですね。

国立西洋美術館の常設展における、私の超イチオシ絵画があります。

こちらも撮影可能エリアです(一応)

こちら、女流画家の自画像です。

めちゃくちゃかわいいですよね。

実際にかわいい方だったのかどうかはわかりません。わかりませんが……

こういう事ですよ。

身を切ってるよ私笑

実物は全く違う顔貌をしているという事は、実際にお会いした方達にはおわかりだろう笑

プロフィールの写真ともまるで違う人になってしまったわけだが……あれはプロの方が撮ってるのであれも実際よりは美しくして頂いたわけでありまして……

(本当はフィルター無しも比較用に撮影してみたけど、かなり悲しくなったので載せるのは勘弁さしていただく事にした笑)

私好みのフィルターで編集してみたわけですが、

想像ではありますが、近頃の女性のメイク技術が高いのはこういったフィルターを使って、理想の顔貌を作り上げて、その理想に向かって明暗や色合いを調整して行くからかもしれません。

確かに自撮りとは全く別物の人が目の前に居たとしても、現実の女性もとっても魅力的なメイクをしていたりしますよね。

一昔前みたいに、全く違う芸能人の顔立ちに似せようとしたり、違う顔立ちのメイクハウトゥに振り回されたり、そういう事じゃなくなった。

自分の顔で最大限魅力的で、尚且つ「自分好み」のお手本が簡単に手に入るわけです。

そりゃああなた、皆可魅力的になっちゃうよ……

と、ここを見ている大多数がM男性だと思うので、ただのリベラルアーツだと思っておいてくださいまし。

私にとってもこうやって追究している時点で、顔貌と化粧はリベラルアーツだという事でもあるんだが……

いや、もうちょい我が事としてお化粧も頑張りまーすーけーどー

私は自分自身よりも、目の前に居る方達が魅力的な方が楽しいんだよな……

だって、自分なんて自分では見えないわけですから……

仏教の話を始めそうになったので、そろそろお暇いたします笑

オールヴォワール!!

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