隣の芝はあおい

変態の人を見ると、私ってきっとノーマルなんだろうな!!って思う。

女性が受け身のセックス好きの人を見ると、絶対SMの方が安全で健全だわ!!という事も思う。

そして、別にセックスだろうがSMだろうがフェチだろうが、そんなに突出した好きが無い健全なお友達等と話していると、私気が狂ってるな!!!とも思う。

これは、考えてみた時の素直な私の感想なんですけど、比較する様な物でも無いので、実際はあまり考える事は無い。

趣味を仕事にする!という言い方をすると私は大変輝かしい現在を生きている。

そして、趣味というのは一つではない。

ものっすげえ沢山趣味があるので、やる事が無くて暇という事や、プライベートでなかなか人と会えない事もまるで苦ではないのである。

しかしながら、趣味にも色々悩みがあるのです。

編み物や裁縫は技術や知識が必要だけど、元々家庭でやっていたものなので、資料が豊富で、やり様も、程度も、楽しみ方も多岐にわたる。

ここ数年は、靴を作る事を趣味にしているのだが、先生は職人さんだし、完成しないし。

満足の程度が高い。

履ける靴は出来るけど、これじゃない感のある物しか出来ない。

趣味でやる人が少ないので、程度が高いのだ。

そして、元々がイメージ力が浅いので、手を動かして、作ってみて違和感を見付けて修整するという質なので、今現在手元にあるのはよくわからない靴しか存在しない。

性癖を比べてみて考えたけど、靴を作るという趣味はかなりのマイノリティである。

比較する様な共通ジャンルでは無い者達を無理やり比較するというお遊びから見ると、私は相当な変わり者なのかもしれないと思うのよ。

昔、あなたは共感してもらう事はすっぱり諦めた方がいい、と、お友達に言われて、物凄くすんなりしっくり来てしまった。

諦めてから、SMの人とお話する事、靴のお教室の方達とお話する事、一個一個が凄く楽しくなった。

完全に同じなんてありえないからね、人の経験してきた事からぐっと掘り下げて、多様なSMプレイの中でもたった一つでも理解が合うと、結構それだけでも凄い事だと思うのよね。

そういうちっぽけな、わかる!を絶対的に大切にしたい今日此頃。

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